介護事件に見える日本の現実

今、日本では介護を苦にする事件が多発しています。


どんな事件があるのか?まずはそれを見ていきましょう。


介護苦による事件



京都府木津川市介護事件

3日午後に京都府木津川市の住宅で、80代の男性と70代の妻が死亡しているのが見つかった。


体が不自由だった男性の介護に疲れた妻が無理心中をしたのではないかと、警察ではみている。


3日午後0時15分頃、京都府木津川市木津宮ノ裏の住宅を訪ねた市内の高齢者介護施設の職員が、
この家に住む80歳の男性と75歳の妻が死亡しているのを発見した。


警察によると、男性はベッドの上で電気コードで首を絞められており、
妻は階段の手すりに結んだ布製のひもで首をつっていた状態で見つかっている。


夫婦は二人暮らしで、男性が半年ほど前に脳梗塞で左半身不随になり、
妻が介護していた。


この日から12日まで高齢者介護施設にショートステイする予定だったが、
連絡がなかったので高齢者介護施設の職員が迎えに来た。


室内に「(男性と)天国で笑っているわ」などと書かれた、
妻が書いたとみられる遺書が残っていた。


家は施錠されており、室内に争った様子や第三者が侵入した形跡もなく、
妻は親族に介護の悩みを相談していたので、
警察では夫の介護に疲れ無理心中した可能性があると、詳しく調べている。


引用元:http://www.city.kizugawa.lg.jp/index.cfm 京都府木津川市


兵庫県加東市介護事件

兵庫県加東市内の住宅で、79歳の女性が、心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、
病院にて死亡が確認された事件で、
兵庫県警加東署は、4月6日、夫の無職八尾嘉明容疑者(82)を殺人の疑いで逮捕した。


容疑者は妻の正乃(まさの)さんと長男(50)と3人暮らし。


事件当時、長男は不在だったという。


警察によれば、正乃さんは認知症を患っていた。


4月5日午後2時ごろまでヘルパーが来ていたが、いつもと様子に変化はなかったとされる。


そして、午後3時ごろ、容疑者は自宅の寝室で、正乃さんの首を電気コードのようなもので絞殺。


午後4時前、容疑者自ら110番通報をし、逮捕時には、自分が殺害した旨を伝えていた。


正乃さんは、今年1月にひざの骨を折って入院し、その後寝たきりになった。


3月、市内の病院を退院した後は、容疑者が正乃さんを、自宅で介護していた。


長男によれば、ここのところ、正乃さんの症状はひどくなっており、
食事をしたことも忘れてしまうほどだったという。


なお、容疑者は、殺害した動機について、介護が大変だったこと等を挙げている。


引用元:http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/ 兵庫県警察 ホームページ

北海道札幌市介護事件

北海道札幌市東区北41条東8丁目の住宅で2月7日、
この家に住む無職長岡律子さん(71)が
寝室のベッドであおむけに倒れているのを帰宅した長男(42)が発見し、110番通報をした。


長岡さんはすでに死亡しており、
札幌東署は2月8日殺人容疑で、同居する夫で無職長岡進容疑者(71)を逮捕した。


殺された長岡律子さんは5~6年前から認知症を患っていた。


逮捕された夫の進容疑者の首や手首には刃物で傷つけたような痕があったという。


さらに、居間の机の上には
「すまん、母さん。病院もういいわ」(毎日新聞より引用)
と記した進容疑者による書き置きが残されていた。


逮捕容疑は2月7日午前10時ごろ、
1階の寝室で律子さんの首を手で絞めて窒息死させた疑い。


一家は3人暮らしで、律子さんは近く入院する予定だった。


事件は高齢の夫が高齢の妻を介護する「老老介護」の家庭で起きた。


妻を殺した進容疑者は日頃から近所付き合いなどはなく、
社会から孤立する家庭に支援の手は届かなかった。


札幌市東区役所によると、認知症と診断されると区や地域包括支援センターに相談することで
介護認定審査を受けられる。


審査の結果、要支援や要介護の認定を受けると、専門家によるケアプランが作成され、
介護保険を利用した訪問介護などのサービスを受けられるという。


引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B8%82 札幌市-Wikipedia

介護事件からわかる不幸な長寿

昔の日本は長生きすると尊敬されました。
「ずっと長生きしてね」なんて言葉を私も子供の頃、よく聞いたものです。


しかし、「ずっと長生きしてね」という言葉が重荷になる介護者もいます。


そうです、自宅で家族を介護していて、負担に思っている介護者です。


日本の平均寿命は男性が80.50歳、女性は86.83歳。


これは生まれてから亡くなるまでの寿命ですね。


しかし、健康で自立生活ができる「健康寿命」の平均は、
男性71.19歳、女性では74.21歳です。


実に約10年以上が何らかの病気を患ったり、
寝たきりになったりと介護が必要な期間があるのです。


これから先、医療費や介護費が増えることがあっても、
超高齢化社会で、年金や公的介護補助額は先細りすることは決まっています。


何も対策しないままで、追い詰められ、事件にならないよう、
思い当たる人は今すぐにでも介護のプロに無料で相談してみてください。


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