無年金の親の介護ってするべき?

無年金で貯金もない親。


親のためにできるだけのことはしてあげたいけれど、


兄弟で親の介護費用を折半しても


自分たちの生活ができない…


これから先も、親の介護費用を出し続けないといけないの?




今回は無年金無貯金の親の介護で悩む介護体験記をお伝えします。

無年金の親の介護自分たちの生活ができない!

無年金の親の介護に困り果てたAさんの体験記

【31歳 Aさん】


みなさんはじめまして。私たち兄弟を助けてください。


母65歳は若年性痴呆で、体は丈夫なことから、徘徊行動が目立っています。


痴呆の症状もあることから、私たち兄弟(兄と私)で順番に母の家でみています。


実は、母は無年金で無貯金です。


なぜ無年金でここまできてしまったのかも、


痴呆の母に聞いてもきちんとした回答はもはやありません。


兄は夜勤主体の仕事なため、朝から夕方までを母と過ごし、


私は結婚していますが、母がこんな状況のため、ほぼ毎日夕方から一緒にいます。


夫が理解してくれているのでまだ救われますが、


こんな状況で今私は妊娠しています。そして兄はというと、


お給料が安いため、私たち兄弟が母の金銭面を負担すると


自分たちの生活ができない状況です。


役所に行ったり、ケアマネにも相談しましたが、


長男と母が同居していて長男に収入があるため、生活保護は受けられないそうです。


しかし、母は痴呆なだけでまだ65歳。


体は丈夫なのであと20年生きる可能性もあると思います。


しかし、私たち兄弟は今でさえギリギリなのに、


これから子供にもお金がかかるので到底やっていけないと思うとどうしたらいいのかわかりません。


ぜひいい方法があれば教えてください。




【回答者】
それは大変ですね…


私も同じような環境で苦労してきたので大変さはよくわかります。




さて、問題が生活保護の受給と相談者の生活この二つの問題点があるので、


答えを二つにわけようと思います。




まず、生活保護ですが、「世帯分離」をすることです。


行政(役所)にもいろいろな窓口があって、


馬鹿正直に「生活保護受けたいです」といっても同居していて収入があれば


断られるに決まっています。


そうであれば、まずはお兄さんと母を世帯分離します。


世帯分離は住民課で申請すればすんなり受理されるはずです。


世帯分離の申請を先に済ませた上で、生活保護の受給申込みを然るべき窓口で行うべきです。




そして、あなた達兄弟のこれからの生活ですが、


お兄さんだってこれから結婚されたり、


あなただって子供の教育費がかかってくることでしょう。


そして介護で24時間、時間を費やすのも難しいでしょう。


そうであれば、生活保護の申請をしたうえで、


老人ホームに入れるべきです。


老人ホームは収入により支払う金額が変わりますから、


生活保護受給すればその分施設費の負担はかなり抑えられるはずです。



役所やケアマネを信頼し過ぎないこと

いかがでしたか?


まず、相談者がつまずいたのは、正直に役所やケアマネを信頼し過ぎていることです。


今は、お金のない高齢者がとても増えていて、


在宅介護、在宅看取りを国が推奨しているぐらいです。


つまり、そういった人が増えすぎていて、


「家族で何とかして」というスタンスなのです。


こういった方向性なのに、バカ正直に生活保護を受けたい、


老人ホームに安く入れたい、なんて主張しても渋られてかわされるのがオチです。


そうではなくて、まずあなたが何をするかというと、


介護や介護サービスの知識をつけることです。


いかに自分たちの負担を減らしつつ、


受けられる介護サービスを低額で受けられるよう動けるのか?


これにかかっています。


そしてそれらの知識をつけるためには、「相談先を間違わないこと」。


これに尽きますね。


先ほども言いました通り、行政はこれからアテになりません。



そうであれば、無料で介護のプロに相談してみてください。


介護の知識だけでなく、どうすれば経済的負担を極限まで抑えることができるか?


こういったことも親身になって教えてくれますよ。

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