親の介護費用は兄弟に請求できる?

親の介護費用・・・どんどん費用がかさんで


経済的に圧迫してしまってる。。


これがあと何年続くんだろう・・・


せめて兄弟が少しでも負担してくれたら・・・でもみんな知らんぷり。


こういった悩みはとても多いようです。



今回は一人で親の介護をしているAさんの


体験談をご紹介していきます。

親の介護費用を兄弟に請求したい私はおかしいですか?!



一人で親の介護と費用を負担するAさんの相談

はじめまして。


誰にも相談できず、本当に悩んでいます。聞いてください。


親の介護を、近所に住んでいるという理由だけで、


私一人に押し付けられています。




実の親は、3年前から介護が必要で、


毎日顔を出して面倒を看ています。




それが、育ててくれた親への当然の義務だと思っていました。


実の親だから、娘の私にも遠慮はないし、私自身も疲れます。。



でも、一番の不満は兄弟の見てみぬふりです。


兄弟は兄と妹がいますが、どちらも遠方に住んでおり、


介護が必要になってからは一向に実家に寄り付きません。




我が家だって、子供たちの大学進学を控え、とてもお金がかかります。


しかし、親の年金だけではどうしても介護費用がまかなえないため、


仕方なく我が家の家計から捻出しています。




要するに私の夫が稼いだお金から自分の親の介護費用を出している状況です。




夫にも申し訳ないし、とにかく見てみぬふりをする


私の兄弟に少しでもいいから、介護費用の分担をしてほしいのです。



一度兄と妹に相談しましたが、遠回しに断られ、さらに疎遠になってしまいました・・




このままでは、私たち家族がいずれ潰れてしまいます。




法的手段で親の介護費用を分担させることはできないのでしょうか?


よろしくお願いします。


介護相談・回答

こんにちは、はじめまして。


法律に少し詳しい者として回答します。


直系血族及び兄弟姉妹は相互に扶養義務がありますが,


扶養を要する者(扶養権利者)と扶養義務者との間で,

引取扶養や扶養料の支払などについて話合いがまとまらない場合や


話合いができない場合には,


家庭裁判所に扶養請求の調停又は審判を申し立てることができます。




調停手続を利用する場合には,


扶養請求調停事件として申立てをします。




 ほかに,複数の扶養義務者がある場合に


その扶養すべき順序を指定する申立てなどもできます。




 調停手続では,各扶養義務者の経済状況や生活状況,扶養権利者の意向等を考慮し,


当事者双方から事情を聴いたり,


必要に応じて資料等を提出してもらうなどして事情をよく把握して,


解決案を提示したり,解決のために必要な助言をし,合意を目指し話合いが進められます。




 なお,話合いがまとまらず調停が不成立になった場合には原則として


自動的に審判手続が開始され,裁判官が,必要な審理を行った上,


一切の事情を考慮して,審判をすることになります。




どういうことかというと、


直系血族(今回は親)や兄弟姉妹はお互いに扶養の義務があります。


扶養が必要な人(親)と扶養義務者(子供たち)の間で


話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所に


扶養請求の調停や審判を申し立てることができます。




うまくいくといいですね。

でも、裁判だけがいい方法?




一応裁判もできるようですが、


以下のようなリスクもあります。


・費用を分担させる命令は出せるが強制執行はできない
→これは離婚した父親が子供の養育費を払わず逃げてしまうケースが多いのと似ていますね。


・強制執行できないので、兄弟間で修復できないしこりが残る可能性大


今は介護を無視する憎たらしい兄弟ではありますが、


本来であれば、仲良くありたい、とあなたも思っているのではないでしょうか?


小さい頃、ケンカもしたけど、やっぱり兄弟がいてよかったと


思うこともあったはずです。




しかし、いきなり裁判となると、強制執行ができない上、


もう二度と兄弟とは修復不可能な関係性まで発展することも考えられます。


裁判ももちろん方法ではありますが、最終手段と考えておきましょう。




その前にどうしたら兄弟で協力して親の介護を乗り越えられるか?


あなたと兄弟だけで介護を負担しなければならないのか?


もっとみんなが幸せになれる方法(例えば公的サービスを駆使する、費用を減額するなど)


介護の裏ワザ的な方法が残っていないか?




裁判の前にプロに相談することをおすすめします。




私がおばあちゃんの介護で疲れ切ってしまった時、


助けてもらったのが、介護のプロの無料相談でした。
>>親の介護に疲れたら無料でプロに相談する方法コチラ



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